2015年11月27日金曜日

偽物っぽいmicroSDを手に入れたので、パッケージから容量・速度までチェックしてみました(ウェブ情報実験室)

SSDやUSBメモリー、SDカードなどのフラッシュメモリーを使ったメディアは値下がりと大容量化が続いています。とくに通販は価格比較がしやすく、最安値近くで購入できることから利用している人も多いでしょう。

しかし、通販は現物を見ずに買うこともあって、偽物をつかまされる危険があるのも事実です。今回うまいこと(?)microSDの偽物が手に入ったので、パッケージから性能まで、偽物っぷりをチェックしてみました。

この記事は、身近にある「疑問」や「不思議」を検証する『ウェブ情報実験室』です。実験の目的偽物のmicroSDを手に入れ、真贋の決め手となるポイントを探す。動機128GBはまだ高いよなー、などと思いつつアマゾンで価格をチェックしていると、定番となるサンディスクの製品なのに妙に星の数が少ないものがあることに気が付きました。性能が低いのかと気になってレビューを見てみると、びっくりするほど「偽物」の文字が......。

ここで偽物に興味が出てきてしまい(目的を見失うタイプの人)、偽物と判断するにはどうすればいいのか調べてみたところ、ドンピシャな検証をされている方がいました。

SD博士のなんでもSD Formatter相談室(株式会社トレンディ)
http://sd.trendy.co.jp/
(こちらのページで検証されています)

さらに海外となりますが、パッケージの写真入りで多くのメディアをチェックしている方を発見。

Happy Bison
http://www.happybison.com/
(こちらのページで検証されています)

これらをひと通り読み終わった頃には、すっかり自分で偽物をチェックしたくなっていました(手段を目的にするタイプの人)。実験対象偽物が欲しいとはいえ、高価な128GBの製品を買って偽物だとフツーに凹みます。かといって、運よく本物が来てしまえば無駄な買い物となり、やっぱり凹みます。どちらにせよ不幸な結果になるため踏ん切りがつかなかったのですが、運よく人づてに大変怪しい製品を入手することができました。自称128GBのサンディスク製品で、入手金額は3000円程度。ちなみに本物であれば、7000円以上します。

「SDSDQUA-128G-U46A」として売っていたもの

後から検証しますが、いきなりツッコミどころの多いパッケージです。

明らかな偽物だけでは面白くないので、きっと本物だけど怪しく感じる程度に安かった32GB品を追加でチェックしてみることにしました。

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