2015年11月26日木曜日

iPad Pro、タブレットとしてレビュー:大きいことって、良いことだったんだ

まさに雑誌を手に取るような感じ。

iPad Proはラップトップの代替にもできるはず…ですが、すでに指摘されているように、まだそこまではできていません。じゃあタブレットとして、巨大iPadとしてはどうなんでしょうか? 米GizmodoのDarren Orf記者いわく、意外にも大きさは気にならず、むしろ他のiPadと比べても良いと思えるほどらしいです。以下、Orf記者どうぞ。

「ピンチしてズーム」は不要に


iPad Proの12.9インチスクリーンは、サムスンの12.3インチのGalaxy Note ProやHPの12.3インチタブレット同様、万人向けではありません。大きいということ自体はタブレットの中で新しくはありませんが、やっぱり違和感があって、敬遠したくなるかもしれません。ただソファとかベッドの横に置いておく以上のことをするならなおさらです。

それでもiPad Proは、普通にタブレットらしい使い方をしたい人にもおすすめできます。以下にその理由をご説明します。


iOS 9は、より大きなスクリーンのためにデザインされています。iOS 9のいろいろな機能は従来のiPad AirやiPad miniでもうまく使えますが、ピクチャー・イン・ピクチャーやサイド・バイ・サイドのマルチタスキングは大きなスクリーンのほうがずっと使いやすいです。

ハートストーンをプレイしながらこの前の大統領候補のディベートをチェックするとか、そういうことも全部見られます。コミックをフルサイズで読みながら、メールやテキストメッセージをササッと送るのも簡単です。

それでも、これらマルチタスキング機能にはまだ改善の余地があります。Netflixアプリなどではまだピクチャー・イン・ピクチャーモードが使えず、マルチタスキング機能がフルに使えるのはほとんどアップル純正アプリだけに限られています。でもこれから、きっと使える範囲が広がっていくはずです。



iPad ProがこれまでのiPadより良い理由は、スクリーンの大きさだけじゃありません。スピーカーグリルも4つあり、音楽を聴くとき、Netflixを見るときによりリッチな音で楽しめます。長時間見ても疲れない角度に調整するのが(スタンドを買わない限り)難しいんですが、ビジュアル・サウンド両面で、これ以上のものはありません。

でも僕がiPad Proで一番気に入ったのは、何かを読むときの快適さです。

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