青くて丸い、たぬきのような猫型ロボットがタイムマシンに乗ってやってくる日は、まだまだ先のようです。
アメリカを代表する世界的玩具メーカーのハズブロが、ロボット型ペットの販売を開始しました。ハズブロといえば、人生ゲーム、ジェンガ、ツイスターのほか、マーベル社のヒーロー関連玩具などなど…子どもも大人も巻き込む人気商品を生み出してきた歴史ある大企業です。
そんな同社が新たに展開するJoy For Allという製品ラインで、新たに開発された製品は、高齢者向け。ずばりエサいらず、ロボット型ペットのにゃんこです。90年代に流行ったぬいぐるみ…ではありません。高齢者向けのロボット型ですよ。一体どんな機能があるのでしょうか?
まずは、おもちゃ界ではベーシックともいえる光るセンサーとモーション機能付き。撫でたりハグしたりすると、動いて反応してくれます。ゴロゴロと喉を鳴らして甘える本物の猫のような動きは、バイブレーションとサウンドの技術にて。
さらには、あなたの手に向かって自動的に頭を動かしたり、撫でてといわんばかりにお腹を見せてくれたりもするらしいです。ちなみに稼働は電池式、数分ほど放っておくと自動的に目を閉じて休む省エネ機能つき。
お値段は、高いのか安いのか正直なんとも判断しづらい、99ドル也。下のような猫種のバリエーションもあるほか、今後まもなく他の動物で同様の製品ラインが登場するみたいです。
いかがでしょうか? まだ高齢者向けのロボット型ペット自体が普及していない現状を考えると、たしかに一定のニーズはあるのかしらと思いつつ、実際に祖父母にプレゼントしたいかどうかというと、正直ちょっと微妙な私感。
ただ、こうやってさまざまな技術を交えながら、リアルな生き物のようなロボット型おもちゃがこれからどんどん開発されていくのかしらと考えると、なんだかワクワクしますね! 21世紀のロボットに期待を込めて。
source: Joy For All
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(Rina Fukazu)
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