2015年11月19日木曜日

任天堂アプリ「無料+課金型」に賛否

DeNAが任天堂と共同開発しているスマートフォンゲームについて、基本プレイ無料で、アイテム課金型であることが米・The Wall Street Journalで報じられ、このニュースが日本に逆輸入する形で話題となっている。

これは11月11日に行われたDeNAの決算発表会の質疑応答で明らかになったもの。2017年春までにリリースを予定している5タイトルについて、ダウンロードや基本プレイは無料。アイテムなどは必要に応じて購入する"課金型"になるもようだ。

このニュースについて、Twitterには、

「スマホで出し渋った挙句、基本無料の課金方式採用とか、ソシャゲ屋の土場に引きずり出されただけの無能やん…(任天堂)」
「ついにNintendoにも課金格差が生じそう…」

と残念がる声があがる一方で、

「無料で遊べて課金するスタイルしか売れてない現状があるからね。有料でも売れてるのはFFやドラクエくらいのもの」
「完璧に流れ。
ソシャゲバブルがあーだこーだ言って結局はそれ。
もう流れ。
それでいい」

と、業界全体の"流れ"として仕方がないという意見も。ただ、

「マリオで残機0で死んだら『GAME OVER』の後に『1UPキノコを買って今すぐ復活!』とか出てくるんだろうな」
「Free to play(編集注:基本無料プレイのこと)なのはいいけど、アイテム課金の程度にもよるな。
一般的なアレだとガッカリだし、無くても構わない飾り要素とかなら良し」

と、課金額と課金対象を気にする声もあり、心配されている。なお、質疑応答資料によれば、

「アプリによってゲーム性・具体的な課金ポイント・ARPU(※)の高低等は異なってくるものだと考えており、現時点で具体的にお話しするのは適切ではないと考えています」
※Average Revenue Per User:ユーザ1人あたりの課金額のこと

と、DeNA側は回答している。期待が大きいだけに、仕様ひとつに対しても大きな反応がある任天堂のスマートフォン向けアプリ。果たしてどんなアプリがリリースされるのか?
(花賀太)

【関連リンク】
■2015年度 第2四半期決算説明会(質疑応答)-DeNA
http://v3.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=ir_material&sid=45464&code=2432&ln=ja&tlang=ja&tcat=ir_material&disp=simple&groupsid=17930
■経営方針説明会 / 第2四半期決算説明会-任天堂
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/151029/06.html

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※コラムの内容は、R25スマホ情報局から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25スマホ情報局では図・表・写真付きのコラムを掲載しております。

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