2015年10月31日土曜日

真夜中の「ヨドバシAkiba」で買い物をしてみた

 ヨドバシカメラの「ネットで注文 店舗で受け取りサービス」をご存じだろうか。

 このサービスは、一言でいえば直販Webサイト「ヨドバシ・ドット・コム」で注文した商品を、自宅に発送するのではなく、ヨドバシカメラのリアル店舗で受け取ることができるというもの。

 店舗に在庫があれば30分以内に商品を用意してくれるほか、他店舗からの取り寄せや7日間の商品取り置きもしてくれる。Webでサクッと買い物を済ませたいが、ひとり暮らしで自宅に宅配ボックスがなく、店頭でないと商品を受け取りづらい、というときに便利なサービスだ。

 さらに、マルチメディアAkiba、マルチメディア梅田、マルチメディア博多の3店舗は営業時間外、つまり午後10時から翌朝9時30分までの受け取りも行える。仮にそれが真夜中であろうとも、ほとばしる物欲に身をまかせて商品ページをザッピングし、店舗に在庫があれば朝を待たずに商品をゲットできてしまうのだ。

 例えば、夜中に原稿を書いていて小腹が減ったとしよう。時計の針は午前2時を指している。そして唐突におにぎりが食べたいなどと考える。しかしあいにく、外食が基本のひとり暮らしでお米は切れているし、炊飯器は故障したまま放置中。

 こんなとき、たいていの人はコンビニへ足を運ぶだろう。だが、オレがいま食べたいのは機械で固められた冷たいおにぎりではなく、高級な新米を使い分厚い銅釜の高火力で炊きあげたツヤツヤと輝くハイスペックでハイエンドなおにぎりなのだ――もし仮にあなたが深夜2時に突然そんな欲望を抱いたとしても、ヨドバシならそれが実現できる。

 もちろん、そんな特殊な例でなくても、「会社帰りに家電量販店へ寄って買い物をしたいけどいつも帰宅は終電間近」という方や、「自宅に商品を配送して万が一家族に中身を見られたら家族会議が開かれてしまうのでひっそりと受け取りたい」という方も少なくないはず。ヨドバシが上記3店舗で展開する店舗受け取りサービスは、家電から新作フィギュアまで、あらゆる物欲を24時間いつでもかなえてくれる"神サービス"といっても過言ではない。

 その真価を目の当たりにしたのは、つい数時間前のことだった――。

●どうしてウチの猫はすぐケーブル噛んでしまうん……

 筆者は仕事柄、外で取材がある日はそのまま帰社せずに外出先で仕事をすることが多い。利用頻度が高いのはネットカフェ。軽食や飲み物もあるし、電源はもちろん完備、少し疲れたら気分転換にマンガを読んでさぼる他誌で情報収集もできる。

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