2015年9月25日金曜日

Windows 10のサインイン画面を省略すれば速攻で起動が可能だが……

●サインイン画面をスキップする手順

 「Windows 10」では、ユーザーアカウントにMicrosoftアカウントを設定している場合、PC起動時のサインイン画面でパスワード入力を求められる。

 以前紹介したように、普段はPIN(暗証番号)を利用することをオススメしたいが、自宅据え置きのPCなど、ほぼ他人の手に触れることのないPCであれば、少しでも起動を速くしたいというユーザーもいるだろう。実は設定を変更することで、サインイン画面をスキップすることができる。

 サインイン画面をスキップするには、「Windows」キー+「R」キーを押す、もしくはWindows 10の検索から「ファイル名を指定して開く」を開く。続いて「名前」に「netplwiz」と入力してユーザーアカウントの設定項目を表示する。

 次に「このコンピュータのユーザー」の中から自身のアカウントを選択し、上部の「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックボックスを外してOKを選択する。

 続いて、自動サインインの項目が表示されるのでパスワードを入力する。

 今回の設定をもとに戻したい場合は、先ほどのチェックボックスに再度チェックを入れればよい。こういったセキュリティが関係する設定の変更は、しっかりと戻す手順を確認しておくのも重要だ。

 設定が完了すると、PC起動時にサインイン画面で止まることなくデスクトップ画面が表示される。この状態だと誰でもPCを起動できてしまうので注意が必要だが、デスクトップPCや据え置き用のノートPCでは、メリットを感じるユーザーもいることだろう。ただし、外に持ち出さないPCとはいえ空き巣などで盗難にあった場合は情報流出を防げないため、今回の設定変更には十分な注意が必要だ。

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