2015年9月29日火曜日

詳しい人ほどハマる? 復元が簡単なiPhoneで気を付けたいこと

 先日、アップルより「iPhone 6s」が発売されました。私も今回は発売日に購入し、メイン端末として活躍中です。日本では携帯電話会社によるSIMロック解除が適用される初めてのiPhoneということで微妙に注目が集まっています。

 私はここ1年ほど、AndroidとiPhoneを使い分けています。メインはiPhoneになりましたが、バッテリーの残容量が心もとなくなったタイミングでAndroid端末を取りだして使っています。また、お風呂などではAndroidの防水機能が役に立ちます。最近はどちらがいいかというよりも「適材適所だよね」と思うようになりました。

●iPhoneが明らかに優れている点、それは……

 今回、私が「iPhone 6s」に機種変更をする上で、iPhoneが他のスマホより優れていると思った点が1つあります。それは「機種変更をしても1時間程度で以前の環境を引き継げる」という点です。あらかじめバックアップをとっておけば、新しいiPhoneをPC、iTunesにつなぐことで、バックアップを復元、アプリを元通り再インストールすることなどができ、きれいに環境が復元できる。これは本当に素晴らしいと思います。

 思えばアップルはMacにおいても、直感的な分かりやすいバックアップの仕組み「Time Machine」が提供されており、好感が持てます。この仕組みをフルに活用するため、日ごろからiPhoneはPCでバックアップを取ることをお勧めします。そのとき、パスワードなどの情報も含めて復元できる「iPhoneのバックアップを暗号化」をチェックしておくといいでしょう。

●ITに詳しい人ほどハマる?

 今回、久しぶりにiPhoneを復元して気が付いたことがあります。アプリケーション側がセキュリティを考え始めたのか、それとも単なる偶然なのか、"復元しても復旧されないデータが増えてきた"のです。

 TwitterやFacebook、InstagramなどSNSのログイン情報は復元してもそのままログイン状態が続いており、問題なく利用することができました。ところが、ごく一部のアプリケーションはログアウトした状態になっており、再ログインが必要なもの、再設定が必要なものが以前よりも増えてきたように思えます。

 特に、スマートフォンをもう1つの鍵にする「二要素認証」のためのアプリです。これらのアプリが復元しただけでは使えないようになっているのはある意味安心の作りで、よく考えられているなあと思いました。

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