2015年9月28日月曜日

<h1>位置情報共有サービスの決定版「LINE HERE」を超ていねいに解説してみた

8月19日に、LINEより位置情報共有サービスの決定版ともいうべき「LINE HERE」がリリースされました。
LINE株式会社から8月17日にリリースされたリアルタイム位置情報共有サービス「LINE HERE」。iOS版とAndroid版がある

位置情報共有サービスとしては、他にもGoogleの「Google+(旧Google Latitude)」、Appleの「友達を探す」などがあります。これらのサービスとはどう違うのでしょうか。一ヶ月以上あれこれ使ってみたので解説していきます。なお、使用にはLINEアカウントかFacebookアカウントが必要(それらのアカウントを使ってログインする)です。

そもそも位置情報共有サービスとは?


位置情報共有サービスとは、登録したユーザー同士の間で位置情報を教え合うサービスです。スマートフォンのGPSを使い、場所を測定。アプリを開くと許可を与えたユーザー(のスマートフォン)がどこにいるのか、地図に表示されます。

使い方として一番多いのは、待ち合わせでしょう。今どこにいるのかがわかるため、いちいち確認をとらなくても待ち合わせ場所に向かっているのかどうか、すぐにわかります。

欠点は、家の位置もまるわかりになってしまうこと。「友達を探す」では常に情報を共有する仕組みのため、家にいるときも位置情報がわかってしまいます。よっぽど親しい仲でないと使いにくいのです。「Google+」では細かくオンオフにしたり、サークルごとに設定できますが、少し操作が面倒です。

「ルーム」ごとに位置情報を共有する


LINE HEREでは、その問題を「ルーム」で解決しています。従来のユーザー単位で許可を与え合う方式ではなく、まず一人が「ルーム」を作成。入室したユーザーの間で位置情報を共有します。

ルームには有効期限を設定できます。作成したてのルームは2時間に設定されていますが、24時間にしたり、時間制限をなくすことができます。例えば、今日これから会うから待ち合わせのために3時間有効のルーム作成や、安全のために子供の位置を常に把握することができます。ルームへはLINEやFacebook MessengerなどのSMSやURLを使って招待可能です。基本的にはすでに親しくやりとりをしている友人だけを招待しましょう。

ルームからはいつでも自由に退室できます。また、ルームに入っている状態でも、位置情報を共有しないというオプションも設定できます。位置情報をオフにすると、アイコンに「!」マークがつき、情報が更新されません。

例えば朝早い待ち合わせだから先に夜のうちにルームを作っておいて、家から出て駅についたら位置情報をオンにする。

0 comments:

コメントを投稿