2015年8月23日日曜日

<h1 itemprop="name">LINEいじめはなぜ怖い? いじめの4タイプと防ぎ方

 LINEにおけるいじめ、通称「LINEいじめ」が問題になっています。LINEいじめは子どもを追い詰める傾向にあります。なぜいじめが起きるのか、いじめの4つのパターンと対策について知りましょう。

■ネットいじめがリアルいじめより怖い理由

 そもそもネットいじめは何が問題なのでしょうか。リアルないじめなら、学校や塾などでのみいじめられる場合が多く、帰宅後はいじめから逃れられます。ところがネットいじめの場合、いつも手にしているスマートフォン等を使うため、日時や場所を問わずいじめられ続けます。さらにネットでのいじめは、コピーや保存、共有、拡散などが容易なため、問題が拡大し、取り返しの付かないことになりかねません。

 そもそも、文章のみでのコミュニケーションは大人でも難しいものです。リアルなコミュニケーションにおいては、言い過ぎたり誤解を受けたりしても、相手の反応からすぐに気付いてフォローすることができます。ところが、ネットにおける文章中心のコミュニケーションでは相手の反応がすぐに分からないため、相手を怒らせたり傷つけたりすることがあるのです。

■LINEいじめが怖い理由

 LINEいじめが怖い理由は、LINEの特徴にあります。LINEは他の多くのSNSなどと違い、検索対象とはなりません。さらに、友だち同士になりグループに招待されなければ、トークなどを見ることができません。

 さらに、LINEにおけるいじめは削除することができます。いじめ対象者とのトークをトークルームごと削除したり、トークごとの削除も可能です。削除してしまうと証拠は残りません。

 これまでのネットいじめは、検索などをすれば見つけることができ、大人が気付くことが可能でした。ところが、LINEいじめはいわば密室の中で行われるため、外部から分かりづらいところが怖いのです。

■ LINEいじめの4つのパターン

 これまでもメールやSNS等様々なツールでネットいじめが行われてきました。最近は、子ども達のメインのコミュニケーションツールであるLINEでいじめが行われることが増えています。

 LINEいじめは、リアルないじめからLINEいじめに発展するパターンと、LINEでのコミュニケーションに原因があった(問題発言をした、既読スルー、未読放置をする等)などの理由から起きます。「既読スルー」とは受取手がトークを開いて"既読"とついたのに返事がないこと、「未読放置」とはトークにいつまでも"既読"がつかないことで、どちらも嫌われる行為です。

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