2015年8月27日木曜日

<h1 itemprop="name">「Windows 10 TH2」も「Surface Pro 4」も今秋登場する?

 「Windows 10」が一般公開されてから約1カ月が過ぎようとしているが、アップグレードを希望していたユーザーにはほぼ行き渡り、新OSにもそろそろ慣れ始めてきた頃ではないだろうか。

 もっとも、「Windows as a Service」を掲げるWindows 10の動きは止まらない。Windows Insider Programの参加者には既に次期メジャーアップデート候補の配布が始まっているほか、「Surface Pro 4」とみられる新ハードウェアのウワサも出てきており、今秋は再びWindows関連の話題で盛り上がりそうだ。

●迫る次のメジャーアップデート「Windows 10 TH2」

 米国時間で8月18日にWindows Insider Program(Windowsの最新プレビュー版を一般公開前に試用し、開発側へフィードバックすることで製品改善に役立てるプログラム)参加者向けに「Build 10525」の提供が開始された。7月29日に一般公開されたWindows 10の正式版「Build 10240」からビルド番号がかなり進んでいる。

 Windows 10 Insider Previewで「Fast Ring」に設定しているユーザーは、Windows UpdateでBuild 10525を適用可能だ。例によって再起動で初期セットアップ画面が表示された後に、Build 10525状態のWindows 10が利用できるようになる。

 同ビルドでは、スタート、タスクバー、アクションセンターなどの配色を壁紙に合わせて変更できるようになった。また、メモリマネージャーが改良され、プロセス当たりのメモリ使用量を削減し、一度により多くのアプリケーションを保持可能になったという。

 なお、同ビルドではモバイルホットスポットが利用できない(IPを取得できずインターネットが利用不可)、ストアから映画&テレビアプリを更新すると、動画再生の問題を修正する必要があるなど、既知の問題も報告されている。

 ここからは、別の視点でBuild 10525の意味を考えてみたい。Windows 10のアップデートには、機能の追加を含むメジャーアップデートの「TH」(Windows 10の開発コード名である「Threshold」を省略したものと思われる)と、THがリリースされるまでの間を埋めるマイナーアップデートの「SR」(Service Release)の2種類が現時点で存在している。

0 comments:

コメントを投稿