2015年7月23日木曜日

<h1 itemprop="name">「オタク文化にマイナス」と訴え、TPP知的財産条項で

 
 TPP=環太平洋パートナーシップ協定で交渉が難航している著作権の保護をめぐって、漫画家や弁護士らが、「著作権を保護し過ぎると日本の"オタク文化"にマイナスになる」として、知的財産に関する条項を外すよう政府に申し入れました。
 政府に申し入れを行ったのは、漫画家の赤松健さんやジャーナリストの津田大介さんなどです。

 TPPの交渉では、著作権の保護期間の延長や、著作権が侵害された場合、作者らが告訴しなくても起訴できる「非親告罪」とするかなどについて、交渉が難航しています。

 漫画家らは、「漫画などで作者が、過去の作品を基に独自の作品を創る"二次創作"や"オタク文化"を萎縮させる」と主張し、政府に「知的財産に関する条項をTPPの交渉から除外すべき」と申し入れました。

 「(通報を)恐れるあまり萎縮する。文化や"場"が停滞して、無くなってしまうということが起こりうる」(漫画家・赤松健さん)

 TPPをめぐって、著作権の保護について慎重な対応を求める署名が、110の団体から集まっているということです。(23日11:05)

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