2015年7月23日木曜日

<h1 itemprop="name">「Xperia Z4」はどれだけ“熱い”のか? 放射温度計で測定してみた

 暑い……。梅雨も明けて夏真っ盛り。日中の炎天下に外出するのがはばかれる今日この頃。そして熱い……。今夏に発売された「Snapdragon 810」を搭載したスマートフォンは、とにかく熱いという話をよく聞く。

 しかし一口に「熱い」といっても、その感覚は人それぞれなので、実際の温度を放射温度計で測定してみることにした。比較対象として、Xperia Z3も同条件で測定した。今回テストしたのはドコモ版の「Xperia Z3 SO-01G」と「Xperia Z4 SO-03G」だ。

 計測したのは、以下の4つのシーン。

・待受状態

・ベンチマークアプリ「3D Mark」の「Ice Storm Unlimited」を30分稼働させる

・YouTubeのHD動画を30分間再生させる(Wi-Fi接続時)

・カメラで4K動画の撮影を約5分間続ける

 テストは7月2日に、室温が約26度の屋内にて実施。3D Mark、YouTube動画、4K動画撮影は、テスト終了直後の温度を計測した(1機種ずつ順番にテストを実施した)。

 使用した放射温度計は「TA-50」という製品。レーザーを照射すると、ディスプレイにリアルタイムに温度が表示される。スマートフォンの発熱度合いは部位によって異なるため、今回は背面の8カ所にレーザーを当てて温度を測った。

 Xperia Z4/Z3の環境はバッテリーテストのときと同じで、Googleアカウントでログインしており、TwitterやFacebookアプリをインストール済み。ある程度、バックグラウンドで通信が行われている状態だ。

 それでは、結果を見ていこう。まずは待受状態から。Xperia Z4は26度台、Xperia Z3は25度台が多く、Xperia Z4の方がわずかに温度は高い。しかし触った限り、ほとんど差は感じない。普段使いを思い返しても、待受時に熱くなることは、ほぼない。

 続いて3D Markでのベンチマーク。Xperia Z3は、docomoロゴ付近が35度台を記録したほかは、31度か32度台だった。一方、Xperia Z4はdocomoロゴ付近が44~45度にまで上がり、触ると明らかに「熱い」と感じるレベルだった。3D MarkのIce Storm Unlimitedは、CPUとGPUへの負荷が特に高いテストで、ある程度熱くなるのは仕方ないといったところか。

 YouTubeの動画再生では、Xperia Z4は3カ所で40度を超え、カメラやFeliCaロゴ付近がとても熱かった。

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