2015年7月31日金曜日

<h1 itemprop="name">新型Google Glass は画面大型化、Atomで速度と駆動時間・発熱改善。値下げして業務用限定販売

うわさが続いてきた次世代 Google Glass は年内にも登場するようです。

プロトタイプを試用したというGoogleのパートナー企業関係者によれば、新バージョン(Enterprise Edition)はコンシューマー向けではなく企業・業務向け。幅広のプリズムで視野角が広がり、Atomプロセッサ採用で処理速度・駆動時間・発熱を改善したほか、一般のメガネのように畳めるようになるとのこと。

(こちらは初代 Explorer Edition)

Google がメガネ型ウェアラブル端末 Glass を発表したのは2012年。初代は一般コンシューマー向け発売を前に活用の可能性を探るための Explorer Edition (XE)と称して、当初はごく一部の開発者や各分野のプロフェッショナル限定で配布したのち、1500ドルの有料テストExplorer Programとして一般の開発者やユーザー向けに販売していました。

発表当初のインパクトは大きかったものの、その後あまりコンシューマー向けに説得力のあるキラーアプリも活用法も登場せず、招待なしで米国内なら誰でも買えるようになったころには、1500ドルという価格やアプリのなさもあって話題にもならず、今年の1月にExplorer プログラムが終了したときはGoogleの大失敗、Glassチームは解散、メガネ型に未来がないことが証明された云々との評価もありました。

その一方で、業務用・産業用バージョンのうわさも以前から続いています。今回 Wall Street Journal や Re/code、9to5 Google などが関係者の話として伝えるEnterprise Edition (EE) の特徴は:

・初代のTI OMAPから、インテルAtomプロセッサへ変更。処理速度は向上、バッテリー駆動時間はやや改善。初代はアプリを使い続けるとすぐに切れてしまうバッテリーが不評でした。

OMAPは初代Google Glassの発表当時こそ広く使われた枯れたチップでしたが、メーカーのTIはすでにモバイルプロセッサへの投資を打ち切っています。

・表示部の改善。プリズムが幅広になり、視野角が拡大。右目の上に視野を妨げず表示する方式は変わらないものの、上下左右に位置を調整できるようになった。

・本体デザインの変更。日常向けではなく業務用として、よりインダストリアルな外見に。

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