2014年9月19日金曜日

妊娠するためだけでなく"安心してママになる"ための味方 -ルナルナ ファミリー

2000年の開始以降、生理日や排卵日を予測するなど女性の身体と心のサポートをする携帯向けサイトとして、長年サービスを続けてきた『ルナルナ』。その中でも最近会員が増えているという妊活~育児をトータルで サポートするサービス『ルナルナ マタニティ』が、今夏、『ルナルナ ファミリー』に生まれ変わった。14年という歴史あるモバイルサービスを運営し続けてきた『ルナルナ』の責任者から、妊娠・出産、育児を取り巻く環境の移り変わりや、昨今の事情などについて伺った。

ルナルナは、音楽配信サービス「music.jp」などモバイル向けのコンテンツサービスを幅広く展開するエムティーアイが運営しているサイト。ルナルナのサービスが立ち上がったのは、ちょうどiモードサービスが始まった2000年頃で、モバイル向けのコンテンツ配信サービスに多くの会社が参入した時代でもある。ルナルナもその際に始動したサービスだが、サービス開始や拡大にあたっては様々な苦労があったと、同社ライフ・ヘルスケア事業本部 ルナルナ事業部長の日根麻綾さんは振り返る。

「弊社が様々なモバイルコンテンツサービスを立ち上げる中で、女性の生理を管理するサービスを始めようということでこの『ルナルナ』(開始当初は『ルーナ』)が始まったわけですが、当時はまだ女性の生理やカラダのことをオープンに語るべきではない風潮があって、通信キャリアの公式サービスとして承認が降りるまでには時間を要しました。2008年あたりからは徐々にTVCMなどのプロモーションを拡大していきましたが、TVで"生理"を表現することにも様々な方面から批判や指摘を受け、苦戦しながらなんとか認知度を上げていきました。"人に直接聞きにくいことだからこそ、こういったサービスにニーズがある"と信じて当時の担当者たちは奮闘してきました。それがいまでは生理日管理サービスが各社から提供され、ルナルナから"妊活"をサポートするサービスを社会に提案できるぐらい世の中の女性のヘルスケアに対する感じ方も大きく変わってきたと思います」

認知度も高まり、世の中の女性たちにも受け入れられた結果、14年という長期にわたる息の長いサービスとして、すっかり定着した感のあるルナルナ。現在では、無料会員も含めるとサービス全体で600万人以上もの利用者がいるとのことだ。

ルナルナでは「ルナルナLite」と呼ばれる無料のスマホアプリをアンドロイドとiOS向けにそれぞれ提供している。

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