2014年9月20日土曜日

壁ドン! 鳥カゴ! イケメン神社! 東京ゲームショウで女性向けロマンスゲームの果てを見た

絶賛開催中の「東京ゲームショウ2014」。見どころはたくさんあるのだが、昨年までのゲームショウと比べたとき、どこからどう見てもググッと勢力を拡大しているのが「ロマンスゲームコーナー」だ。昨年までは「乙女ゲームコーナー」と呼ばれていたこのコーナー、要するに女子向き恋愛ゲームの総称である。

イケメンや男装の麗人や戦国武将らが群雄割拠する中で、とりわけ目を惹くのが女子向け恋愛アプリ界の雄、ボルテージのブースだ。去年の実に6倍近い大きさのブースは、ゲームショウ全体から見ても際立って個性的。そのまわりを女子たちがぐるりと列をなしている。とにかく大人気なのだ。

ボルテージの出展タイトルは以下の4つ。
『スイートルームで悪戯なキス』
『今宵、妖しい口づけを』
『ゴシップガール ~セレブな彼の誘惑~』
『ルームシェア 素顔のカレ Love Days』

『地球防衛軍』とか『龍が如く』とかそういう感じのゲームとは明らかに何かが違う。すべてが違う。それぞれのブースにはそれぞれ本物のイケメンを配置しているという鉄壁ぶりなのだが、さらにその使い方がすごい。

ひとつずつ見ていこう。
『スイートルームで悪戯なキス』のブースは、巨大な鳥カゴだ。何を言っているかわからない人もいるかもしれないが、これは実際にゲームに登場するシチュエーションなのだ。
まず客の女子は鳥カゴに入る。そしてオークションにかけられ、鳥カゴの前のカーテンがオープン。すると、クール系とオレ様系の2人のイケメンが現れて「どっちに買われたい?」と迫られ、一人を選んだ瞬間、壁ドン! 女子って、あんな嬉しそうな顔をするんだね……。

次に行こう。
『今宵、妖しい口づけを』のブースは、神社だ。イケメン神主と一緒に願いごとを短冊に書けば、松江市にある本物の神社、出雲國一之宮熊野大社に本当に届けてもらえるのだという。この日、恋愛成就神社にいたのは、さわやか神主の深田幸佑クンでした。ちなみにボルテージのブースでは、客の投票でイケメンNo.1を決める「イケメンBATTLE」が開催中だが、深田クンはパネルに「僕を一番にしてください」と書き込んでいた。

次に行く。
『ゴシップガール ~セレブな彼の誘惑~』のブースのテーマは、ズバリ、ニューヨークのクラブ。ピンクの妖しい雰囲気の長椅子に座れば、左右からイケメン外国人がサンドイッチしてくれる。女子たちの笑顔を見て一瞬、大和魂がうずいたが、次に行きたい。

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