2014年9月18日木曜日

<DDoS攻撃>高1を摘発 ゲーム会社の業務妨害

 複数のパソコンから大量のデータを送りつけ、オンラインゲーム運営会社の業務を妨害したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は18日、熊本市の市立高校1年の男子生徒(16)を電子計算機損壊等業務妨害容疑で書類送検した。サイバー攻撃の一種の「DDoS(ディードス)攻撃」と呼ばれる手法で、摘発は全国初。

 同課によると、生徒は「ゲーム会社の運営に不満があり、攻撃したらサーバーがダウンしたので面白くなり何度もやった。他のゲーム会社2社も攻撃した」と容疑を認めているという。

 送検容疑はDDoS攻撃を代行する海外の有料サイトを利用し、今年3月19〜20日に計33回、東京都渋谷区のゲーム会社「ゲームオン」のサーバーコンピューターにDDoS攻撃を仕掛けて負荷を与え、サーバーの機能を低下させ業務を妨害したとしている。【林奈緒美

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