2014年8月25日月曜日

Samsung、アイスバケツチャレンジでGALAXY宣伝 - 防水じゃないiPhoneを指名

Samsungの英国法人は22日、YouTubeの公式チャンネルにて、同社製のAndroidスマートフォン「GALAXY S5」が「ICE Bucket Challenge」に挑戦する動画を公開した。同端末の防水性能をアピールするもので、氷水をかぶった後は、「iPhone 5s」(Apple製)、「HTC One 8M」(HTC製)、「Lumia 930」(Nokia製)を「指名」している。

「ICE Bucket Challenge」は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者支援を目的とした、米国発のチャリティキャンペーン。指名を受けた人は、頭から氷水を被るか、ALS Associationに100ドル寄付するか選択する。これまで米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOや、米Microsoft創業者のビル・ゲイツ氏などが挑戦している。日本国内でも、ソフトバンクの創業者孫正義氏や、京都大学教授の山中伸弥氏などが挑戦し、世界的な広がりを見せている。また、挑戦をクリアした人は、次の挑戦者として3名を「指名」することができる。

Samsungが公開した動画は、そうした「ICE Bucket Challenge」を模したもので、「GALAXY S5」の防水性能をアピールすることを狙いとしている。「GALAXY S5」が「指名」したのは、「iPhone 5s」、「HTC One 8M」、「Lumia 930」といずれも防水に対応していないスマートフォン。同動画のコメント欄には、「慈善活動を自社の宣伝に利用するのは間違っている」、「企業倫理を疑う」といった、チャリティ運動を利用した宣伝動画に対し否定的なコメントが寄せられている。

(記事提供: AndroWire編集部)

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