2014年8月28日木曜日

アマゾン、出版社を格付け 影響力拡大に警戒感

 ネット書店最大手アマゾンが、電子書籍の販売条件に応じて日本国内の出版社を格付けし、自社に有利な条件で契約した出版社の書籍を、読者に優先的に薦める仕組みを導入したことが28日、出版関係者への取材で分かった。出版社の間ではアマゾンの影響力拡大に警戒感が広がっている。

 関係者によると、アマゾンは出版社に対し、複数の契約条件を提示。宣伝契約金や販売手数料の額、電子書籍の品ぞろえなどに応じて、ゴールドやシルバーなど4ランクに分けている。ランク上位になると、同社のホームページ上の「日替わりセール」などで目立たせて紹介するという。

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