2014年7月21日月曜日

旅行中、あなたの情報を守るために必要な5つのこと

あなたがどれほど注意しようと、データは狙われている。

夏の旅行シーズンに向けて、移動中や海外であなたの情報や自分を守るベストな方法を考えてみるのもいい機会だ。特に出張の多いビジネスマンは、「格好の標的になるかどうか」は行動の選択によって決まることもあると知らねばならない。

飛行中、地上、ホテルであなたの情報や所持品を守るのに役立つヒントをお教えしよう。

快適に過ごせるイヤホンを買おう

飛行機は企業スパイにとって格好の場所である。乗客は「隣の人との世間話をしなければ」と感じるものだ。しかし、話している相手が誰なのか、他に誰が聞いているのか、彼らは知らないのだ。

例えば、1980年代にアメリカのハイテク企業幹部の会話を録音する為に、エールフランスがファーストクラスに盗聴器を仕込んでいたことが大きく報じられた。このことから、隣の見知らぬ人と何時間も過ごす場合であっても、ビジネスの話をしてはいけないということが分かってもらえるだろう。

あなたが話したくないことを失礼にならない形で示すには、ヘッドホンを着けるといいだろう。あなたがワインを2、3杯飲むとおしゃべりになる人ならば、飲み物のカートは見送ろう。

空港で小説を買おう

長時間移動が必要なビジネスマンは、移動時間をできるだけ仕事に充てたいと思うものだ。しかし、ノートパソコンを機内に持ち込むことは、セキュリティ上問題と言えそうだ。

あなたがトイレへと席を立つと、隣の乗客はUSBメモリー程の小さな物でパソコンから情報を抜き取ることができるのだ。そのパソコンにプライバシー・フィルターを貼っていても、飛行機のような狭苦しい場所であなたのパスワードを守るのは難しいかもしれない。そして、荷物棚にあるハードウェアは、いつも視界にあるわけではないので、細工されやすいのだ。特にあなたが眠っている間に。

あなたの出張にパソコンがどうしても必要ならば、必ずIT部門が指定した旅行用のものでないといけない。つまり、出張に必要なデータしか含まないパソコンだ(漏洩や盗難にあっても致命的にならないデータしか含まないもの)。いっそ、ハードウェアは家に置いて、フライト中は読書をするといいだろう。

地理を把握しよう

到着するとタクシーが必要になるが、あなたはまだ警戒心を解いてはいけない。あなたのビジネスや訪問国によっては、タクシー運転手が国の安全保障のために秘密情報提供者の顔を持っている事もあり得るのだ。

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