2014年6月25日水曜日

「Cabos」が入ったPCを販売、違法アップロードの幇助した男性も告訴

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、香川県警察本部生活安全部生活環境課と香川県高松東警察署が6月24日に、ファイル共有ソフト「Cabos」を使用してインターネット上に音楽ファイルなどを公開していた徳島県在住の女性(35歳)とこれを幇助した同市在住の男性(39歳)を、高松地方検察庁に送致したことを発表した。

送致された女性は、Cabosを使い、JASRACの管理楽曲を含む音楽ファイルをインターネット上に無断で公開し、不特定多数のユーザーに対して送信できるようにして著作権(公衆送信権)を侵害していたと見られている。また39歳の男性は、この女性にCabosをインストールしたPCを販売し、操作方法を教えていたことなどから、JASRACは6月10日にこの2人を告訴していた。

警察の調べによると、この女性は5年ほど前から、男性が経営する家電販売店で購入したPCでCabosを利用するようになり、同ソフトを使って約2000件の音楽ファイルを入手・保存していたことが明らかになっている。また、この男性は、PCを販売した後、女性から「Cabosが正常に動作しない」という問い合わせを受け、同ソフトの再インストールを行っていたことなどもわかっているという。

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