2014年6月26日木曜日

アメリカの10代に流行るアプリとは? ヒットするサービスは常に若者ユーザーから

最近米国では若者のFacebook離れが騒がれているが、本当にそうなのだろうか?いつの時代も将来ヒットする商品は流行に敏感な10代の若者の間からブレークする。まだまだ若い10代であるが、5年後には彼らも社会に出てお金を稼ぎ、最も大きな市場の1つになることからも目が離せない。
常に新しいサービスにいち早く触れているであろうアメリカの7000人の10代の若者を対象に、日頃利用しているアプリを調査してみた。この調査結果から日本の若者とはまた違ったトレンドが見えてくるはずだ。そしてこれらのアメリカの若者トレンドは、日本のサービスをアメリカでリリースする上でとても重要なものになってくるだろう。
アメリカのティーンエイジャーはどんなアプリを使っているのか
それではまず、アメリカの高校生が一日のうちにどのようなサービスを利用しているかを見てみよう。
アメリカの高校生が一日で利用するサービスTop10
  • モバイルテキスト/SMS – 利用率87%
  • Facebook – 利用率61%
  • Youtube – 利用率55%
  • Instagram – 利用率51%
  • Snapchat – 利用率46%
  • Pandora – 利用率37%
  • Twitter – 利用率35%
  • 電話通話 – 利用率34%
  • iTunes – 利用率32%
  • Netflix – 利用率29%

  • 総合的な人気度 – Facebook, Youtubeがトップ2、LINEはランキング圏外
    下のグラフは、アメリカの10代を対象に、横軸に今まで一度でも使用したことがある人の割合(%)、縦軸に毎日使用する人の割合(%)を測り、これらの調査結果をまとめたもの。


圧倒的な支持を得ているのは交流サイトFacebook (61%)と動画配信サイトYoutube (55%)。Facebook離れが騒がれているものの、まだまだトップの座はキープしている。
続いて画像共有アプリInstagramSnapchat (共に50%前後)が人気である。InstagramSnapchatの違いは自動消滅機能の有無であり、どちらも同じくらいの支持を得ている。
ここ数年で字数制限つきメッセージアプリTwitterは急激に人気を得た。音楽配信アプリのPandora (37%)、iTunes (33%), そしてSpotify (14%), 動画配信サイトのNetflix (29%), Hulu (4%) も頭角を現している。

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