2014年5月26日月曜日

Twitterが独自のメッセージングアプリを必要とする理由

今こそTwitterの主要な機能を分割してプライベートなコミュニケーションアプリを提供する時だ。

Twitterは私が最もよく利用するソーシャルアプリだ。朝起きたらまずチェックし、バスに乗っている間やコーヒーショップで並んでいる時などの暇つぶしや、ニュースのチェック等にも利用している。情報集めにおいて、私はかなりTwitterに依存している。

Twitterはツイートするかアップデートに目を通すだけの使い方をすることが多く、ダイレクトメッセージ(DM)と言われる機能を使って直接メッセージのやり取りをするのはごくごく稀だ。というのもTwitterはプライベートなコミュニケーションではなくニュースリーダーに特化したアプリであり、DM機能は埋もれてしまっているからだ。

もしTwitterがこのDM機能を、FacebookのMessengerの様に独立したアプリとして出すのであれば、私は携帯メッセンジャーとしてそれを喜んで使うことだろう。今のところ私がTwitterのメッセージングサービスでやりとりする内容といえば、「メールで送って、そのほうが楽だから」くらいのものだ。

Twitterはここ数ヶ月で、写真を添付して送る機能なども含めてDM機能にいくつかの改善を行っている。メッセージング機能がほとんど使われなくなってきたため、この機能により重点を置くようになったのだろうか。去年、TwitterがWhatsAppに対抗するプライベート・メッセージング・クライアントの開発を行っているという噂も出ていたが、今のところ具体的なものは何も出てきていない。

TwitterのCEO ディック・コステロは直近の四半期業績報告で、メッセージング機能に関するヒントを示唆した。それによると、Twitterは少人数間でTwitterアップデートの情報を共有するような方法を模索しているという。そうだとしたら素晴らしいことだ。まずは既存のメッセージングツールの基本的な問題を解決してくれればの話だが。

メッセージングはSNSを追い越そうとしている

数百人で情報を共有するのがオンラインでのベストな過ごし方だったのは遠い昔の話だ。最近では皆プライバシーを気にするようになった。またチャット向けの機能を武器にメッセンジャーのスタートアップが次々と登場し続けている事もあり、多くの人が情報をプライベートな形で共有することを選ぶようになっている。

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