2014年5月31日土曜日

英語、LinkedIn、将来設計…“セカ就”の経験者に聞く、エンジニアが「海外で働く前」にやっておくべきこと




アプリやWebサービスの市場が日本国内にとどまらず広まっている昨今、海外で働きたいと考えるエンジニアが増えてくるのは自明の理。しかし、実際に"セカ就"=世界での就職活動を経験した人というのはさほど多くなく、彼らの話を聞ける機会は限られている。

そこで本企画では、エンジニアにとってのメッカ・シリコンバレーと、急成長する東南アジアのハブ・シンガポールで就活を経験した2人のエンジニアに経験談をヒアリング。前回(以下リンク参照)はシリコンバレーでの就活話を聞いたが、今回はシンガポールでの就活、そして海外就活を行う上でエンジニアがまず行動に移すべきことについて聞いた――。

シリコンバレーで就活したエンジニアに聞く!「渡米就活」成功のカギは?

プロフィール



近澤 良氏


成蹊大学在学中に起業。その後、Web制作会社を経て、DeNAに入社。海外のGoogle PlayでナンバーワンとなるゲームやHTML5のフレームワーク『Arctic.js』の開発などに携わり、その後起業。シリコンバレーでの就職活動の結果、現在は楽天が買収した動画配信サービス『Viki』のシンガポール本社でフロントエンドエンジニアとして活躍



プロフィール



平川彰


明治大学在学中に起業。その後、サイバーエージェントに入社。入社時から26~27歳で海外長期旅行を計画し、予定通り25歳で一年間の世界半周の旅行へ。日本に一時帰国後、シンガポール人と現地で起業。その後、現地のフード系ソーシャルアプリ『Burpple』を開発するスタートアップの共同創業者にヘッドハンティングされ、現在は開発を統括するバイスプレジデントエンジニアとして活躍



シンガポールで有名スタートアップにヘッドハンティング
―― 平川さん、シンガポールでの就活のプロセスを教えて下さい。

平川 わたしの場合は少し特殊だったということを先に断っておきます。最初は就職するためにシンガポールに来たものの、誘われていた会社をお断りして、縁あって知り合ったシンガポール人と一緒にシンガポールで起業するになりました。

その後、当時NTU(南洋理工大学)のインキュベーションセンターで仕事をしていた時に、今働いているBurppleの共同創業者が来て、あるアメリカ人のアントレプレナーを介して私に声をかけてきたのがきっかけです。

フード系ソーシャルアプリ『Burpple

―― 自ら仕事を探していたのではなく、むしろ声をかけられたのですね。

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