2014年3月26日水曜日

SNSで恥さらしをしないために気をつけておきたいこと

文藝春秋からでた『ハウスワイフ2.0』という本が話題になっています。高収入を得ている今の会社勤めを辞め、続々と主婦になるアメリカの若い世代のことで、その中でも「ウェブ、SNSを使いワークシェアを利用する」「ブログで発信し、起業する」ということも紹介されています。

インターネットを使い在宅で収入を得られることは、主婦にとっては憧れの働き方でしょう。私もそう思っています。

ブログが日本に上陸した10年前、ちょうどアフィリエイトという広告収入の形態もメジャーになり、世の中には「ブログアフィリエイトで収入を得たい」という主婦が多数いました。

見た目だけで言えば、「文章を書くこと」というのは誰にでもできる作業と言ってもいいでしょう。でも実際にブログで収入を得られた人がどれだけいたかというと、最近ではアフィリエイト収入の統計もあまり見かけなくなりましたが、月1000円未満の収入の人が全体の75%とも言われていました。

また最近では企業や行政などから「SNSを利用した情報発信に力を入れる」という声もよく聞かれます。Facebookだけとっても企業ページや行政のページなど数多く見かけます。ではそれらのページを見て、「実際に使えている」というものがどれだけ存在しているかといえば、10分の1いや、100分の1もいないのではないでしょうか。

Facebookページ自体の「いいね!」は、はっきり言ってしまえば広告費をつぎ込めば獲得できます。友人知人に「いいね!」をお願いする機能もありますので、広告費を出さないまでもその機能を使っていっせいにお知らせをすれば、ある程度の数のページへの「いいね!」は獲得できるものです。

しかし問題は中身です。みんなが同じにやっているように見えていたブログのアフィリエイトでも実際は差がでていたように、SNSでの情報発信の中身にも差があります。

例えば、とある地方のFacebookページで、和菓子の写真を掲載し、「これは○○商店の△△です。甘さ控えめで美味しいですよ! 是非、お試し下さい!」で、終わり。これを見てどう思いますか?

○○商店は何処にあるの?住所は?電話番号は?ネット販売は?と疑問だらけです。でも、この投稿を担当した人はもちろんのこと、その団体でもこの投稿を良しとしているわけです。

広告代理店や、WEBページ制作会社などが「SNSを利用しましょう」と提案し、ページまでは作ってくれ、更新は自分たちでやりなさいというパターンはよくあるのですが、実際にはこの更新する中身が難しいのです。

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