2014年3月20日木曜日

NewStageは、2で終わってたかもしれなかった「映画プリキュアASNS3」小川孝治監督に聞く1

大ヒット公開中の「映画プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち」小川孝治監督にインタビュー。「NewStage」シリーズのフィナーレの本作、もう見た人も「もう1回見たくなる」ガイドを小川監督に語ってもらった。


■最初からクライマックス!

──バトルがとにかくかっこよくて引き込まれました。

小川 今回は20〜30代のアニメーターが多く集まりました。みんなが思いっきりやってくれた結果、派手になっています。最初からクライマックス(笑)

──「NewStage2」の属性攻撃バトル、今回は超肉弾戦。シリーズの違うプリキュア同士の共闘もアツいです。

小川 キャラクターデザインが同じ川村敏江さんの、プリキュア5とスマイルプリキュアがセットで戦っている。5とスマイルはカラーも一緒なので、組み合わせて一緒の画面で見たいという思いが叶いました。

──35人以上のプリキュア全員が大活躍したという印象です。

小川 「なるべく平等に作ろう」ということが頭にあったんです。今回は永富大地プロデューサーがいろいろがんばってくれて、プリキュア映画としては最大の人数を呼ぶことができた。大勢が出演できるので、プリキュアひとりひとりに「この映画に出てよかった」と思ってもらいたかった。ファンもそう。どの世代のファンが見ても納得してもらえるように、「出来る限り、みんなを活躍させよう!」という気持ちで作りました。

──キュアムーンライトとキュアエースのシーン、「ムーンライトらしい!」と思いました。

小川 バトルは全般的に楽しんでほしい。特に会心のバトルは、ブラックとホワイト! 作画はブラックとホワイトにすごく思い入れがある方で、映画が決まった瞬間から「ブラックとホワイトは俺が描く! 描かせて!」ってずっと言い続けてくれて。特別に気合を入れてバトルをつくりました。作画と、役者の2人のアドリブと、全部重なってすごい迫力になったんじゃないかな。

──オールスターズを見るたびに、初代はかっこいいな〜と思います。画面が熱くなる感じですよね。強い。

小川 この2人が動くと熱くなっちゃうんですよね、自然に。公式な設定ではないですけど、強く見えちゃう。


■監督抜擢の理由は「口が滑った」!?

──(ハミィのお面を持って来ている小川監督)ハミィがお好きなんですか?

小川 そうですね、妖精の中ではハミィが一番大好き。机の上はハミィグッズだらけです。

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