2014年3月24日月曜日

Google、「Gmail」でHTTPS接続を必須化

暗号化なしのオプション設定を削除
Googleは現地時間の20日、同社が提供する電子メールサービスの「Gmail」において、常に暗号化されたHTTPS接続を採用する方式としたことを発表した。これまで設けられていた、通信を暗号化しないオプション設定を削除したかたちだ。

Gmailでは当初からセキュア接続のHTTPSをサポート。2010年にはHTTPSをデフォルトに決定していたが、当時は暗号化することでメールの送受信に遅延が発生することがあったため、パフォーマンスの低下を防ぎ、オプトアウトできるオプションとして、暗号化しない設定もユーザーが選択できるようにしていた。

より安心・安全に、快適に使えるメールサービスへ
Googleでは今回の変更により、Gmail利用時のパフォーマンスにおける影響はないことを強調。2013年時点でGmailは全時間の99.978%で利用可能であり、問題が発生すればすぐに対応していること、ほとんどのユーザーがすでにHTTPS接続を利用していることを紹介している。

よって、Gmailへのアクセス・利便性はそのままに、より安心・安全な環境を、公共のWi-Fiを用いた利用でも、PCやモバイル端末などからログインして使用している時でも、常時安定的に確保できる状態となったと説明した。

Gmailのデータは、Googleのサーバやデータセンターを移動する際に内部で暗号化されているといい、昨夏のリークを受けた対応も完了していること、常に他人にメッセージを傍受されないようセキュリティ面で最善が尽くされていることが発表されている。

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