2014年3月22日土曜日

逆風に直面するGoogle Glass、Googleが「Glassの迷信トップ10」公開

Google GlassのGoogle+で、米Googleが「Google Glassの迷信トップ10」を公開した。

プライバシー侵害を心配する店でGoogle Glassの使用が拒否されたり、Glassをかけていた人が中傷されるなど、Glassを快適に使用する環境が損なわれつつある。そうした中、Googleは2月に、マナーを守ってGlassを使うためのガイドラインをGlassユーザー向けに公開した。今回の迷信トップ10はユーザー以外の人たちに向けたメッセージであり、Glassに対する誤解を解くのを目的としている。

Glassは現実世界から逃れる究極の方法である:逃れるのではなく、PCやスマートフォンよりも現実世界との関わりを深められるデバイスである。
Glassは常にオンになっていて、全てを記録する:スマートフォンと同じで、Glassのスクリーンはオフがデフォルト。Glassの小さなバッテリーでは録画時間は限られ、また1回の録画時間は最長10秒に設定されている。
Glass Explorer(プロトタイプユーザー)はテクノロジを崇拝するギークだ:消防士、動物園の飼育係、醸造職人、映画を学ぶ学生、レポーター、医師、そして子供を持つ親たちなど、Explorerプログラムには様々な人たちが参加している。
Glassは製品として完成している:現在のGlassは開発段階のプロトタイプである。
Glassは顔認識(や他の怪しいこと)を行っている:Nope。顔認識を求める声もあるが、関連する問題が解決しない限り、機能を実装することはない。
Glassのスクリーンは視界を覆う:Glassのスクリーンは視界の邪魔にならず、上の方に視線を移したら自然に見えるようにデザインされている。
Glassは監視デバイスである:スパイ用の道具にするなら、Glassのような目立つデザインにはならないだろうし、もっと優れたカメラを搭載するはず。
Glassは限られた人たち向け:現在のプロトタイプの1500ドルという価格は多くの人に使ってもらうには高すぎるが、金銭的に余裕のある人や特権を持つ人ばかりがユーザーではない。アイディアを実現するため、ビジネスに役立てるために利用している人も多い。
Glassはあらゆる場所で使用が禁じられる:Glassの機能はスマートフォンと同じであり、同じ使用ルールが適用されるべき。ロッカールームやカジノ内など、スマートフォンの使用が制限される場所ではGlassも禁じられる。

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