2014年3月23日日曜日

ビル・ゲイツが実践する「考える週」で人はもっとクリエイティブになれる

燃え尽き症候群は生産性を維持したい人にとって大敵です。生産性が低下する状態を回避しつつ、クリエイティブな発想力を高めたいなら、ビル・ゲイツ氏が考案した「考える週(Think Week)」という習慣を試してみてはいかがでしょうか。

この方法はシンプルで、1週間ほど作業から距離を置き、クリエイティブなエネルギーを取り戻し、頭を休めるというもの。注意したいのは「これは決して休暇ではない」ということです。休暇は色々な体験をして楽しむことに趣きを置きますが、考える週は他人と少し距離を置き、静かな時間を過ごしつつ、やらなくてはいけないことに着手する時間です。

毎年ビル・ゲイツは1週間の「考える週」を実行しています。この間、社員や友人、さらには家族であっても、彼と連絡を取ることは禁止されています。Microsoft社で生まれた最も重要なイノベーションは、この期間中に生まれたアイデアをベースにしています。

年に2回ほどオフィスを出て、通常のルーチンを脱出し、「考える週」に突入します。全てから遮断された状態を作り、高いところから全てを見下ろしてみます。これによって、気持ちをリセットし、自分の目標や夢について効果的に考え直すことができるのです。

もちろん、1週間の休みを取って山に籠るのは、休暇であったとしても難しいでしょう。しかし、一晩もしくは週末のみ、といった短い時間なら同じことを実行するのは可能なはずです。目の前にやらないといけないことがない状態で、これからについてゆっくり考える時間を持つのはどんな仕事をしている人にとっても大切なことなのではないでしょうか。

Why You Need a "Think Week" Like Bill Gates|99u

Eric Ravenscraft (原文/訳:まいるす・ゑびす)Photo by tshien.

元の記事を読む

0 comments:

コメントを投稿