との噂あり。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によりますと、Appleはストリーミング配信での提携に向けて、コムキャストと交渉中だそうです。コムキャストと言えば、米最大手ケーブルテレビ企業。Apple TVを一新して、デジタル専用チューナーを使ってコムキャストのストリーミング配信を行いたいという主旨のようです。
報じられた内容では、この交渉はまだまだ初期段階であり、その核となるのはコムキャストのケーブルテレビ回線を使用すること。米国の最大手でありすでに広く普及しきっているコムキャストとタッグを組むことで、1番の懸念点であるネット回線の混雑を避けることができれば、Appleにとってこれ以上にいい話はありません。
以前から火花を散らすデジタル専用チューナー戦争は、いよいよ佳境に入ろうとしているのでしょうか。マイクロソフトとソニーはすでにゲーム業界(Xbox OneとPS4)のメディアハブとして戦いを始めていますし、GoogleもChromecastであっと言わせています。AmazonだってAndroidベースの何かの開発が噂されていますし。
Appleも例外ではなく、この戦争を勝ちぬくための大きな決断を迫られているのです。勝利はあるのか、あるならばどう勝つのか。これからが楽しみでもあり、怖くもあり。
[WSJ]
そうこ(Mario Aguilar 米版)
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