2014年2月21日金曜日

Ubuntu スマートフォンは2014年中に発売、カノニカルが携帯メーカー2社との契約を発表

Linux ベースのOS 「Ubuntu」の開発主体 Canonical (カノニカル)が、携帯電話メーカーのスペインbq および中国Meizu (魅族)と、Ubuntu 携帯の世界販売について契約を結んだと発表しました。

両社が製造するUbuntu 携帯はミドルからハイエンドの仕様を備え、2014年中に両社のサイトとUbuntu.com から世界に向けて発売予定です。

またUbuntu は、各国の通信キャリアで構成するUbuntu Carrier Advisory Group の支援を受けており、そのうちいくつかのキャリアが、OEM メーカーと協力して2014年中にUbuntu 携帯を市場に投入するとしています。

カノニカルの創業者マーク・シャトルワース氏は昨年末、すでに携帯電話メーカー1社と契約済みで、そのほか複数のメーカーとも協議中であると述べていましたが、Ubuntu 携帯は発売へ向けて着実に進んでいるようです。

なお日本では馴染みの薄いbq とMeizu ですが、bq は2013年に約150万台の端末を出荷した、スペインのSIM フリー端末市場で第2位の規模を誇るメーカーです。

またMeizu は古くはiPhone インスパイア端末で、近年はCES 2014 で披露した8コアプロセッサ搭載ハイエンド端末Meizu MX3 で注目を集めています。

最後に、モバイル版Ubuntu がGalaxy Nexus 上で動作している動画をご紹介します。またカノニカルはUbuntu とAndroid のデュアルブート用アプリも開発提供しています。
動画を見る

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