2014年2月22日土曜日

災害時の救世主? 火にかけるとスマホの充電ができる「鍋」【今日の珍ガジェ】

熱があるとこ、発電のチャンスあり 

ここ最近、充電できるグッズ・スポットが急激に増え始めたように思います。やはり、バッテリーの持ち時間が短い、スマホの普及による影響が大きいのでしょう。

そんな中、「熱源をあますところなく発電に使う」というアイディアが、極限まで高まったといえそうな商品が登場しました。それが、発電できる「ナベ」です。


鍋である。

正式な商品名は、TESニューエナジーの『ワンダーポット』(商品ページはこちら)。一体、どのような商品なのでしょうか。

鍋で充電...?
「鍋で充電てどういうこっちゃぁ」という声が聞こえてきそうですが、使い方は簡単。鍋を火にかけると、鍋から伸びたコネクターからスマホの充電などができるというものです。

鍋の底に入った熱発電板と水の温度差によって、発電できるそうですよ。単純に見えて、実は工夫の詰まったアイディアなのですね。
 

どんな時に使う?


とはいえ、鍋から充電できても、家にはコンセントがあります。一体どんな時に使うのか...と思いますが、活躍してくれる場面は主に2つ。それが、アウトドア活動の時と、災害時です。アウトドア
例えば外でバーベキューをする時など、普通は充電できませんよね。しかし、この鍋を使えば、外で充電できるわけです。

バーベキュー中ぐらいはスマホのことを忘れて...と思いますが、バッテリーが切れそうな人は大目に見てあげましょう。

災害時
本商品の最大の目的は、災害時の電源確保です。例えば大きな地震があった時など、「火と鍋はあるけど電源がない」という状況は、十分ありあるはず。

そんな時にこの『ワンダーポット』があれば、料理をしながら電源も確保できるわけです。防災グッズとしての側面が強い商品だったわけですね。

買うべき人とは
いざというとき役立ってくれそうな『ワンダーポット』のお値段は、29,925円(税込み)です。うーん、鍋1つにこの価格はちょっと辛いでしょうか。


もしかすると、この商品は個人で買うよりも、自治体などでいくつか持っておくと良いのかもしれません。災害発生で炊き出しの必要が出てきた時など、この鍋があれば役に立つのではないかと思いました。


発電鍋 ワンダーポット20[TESニューエナジー via ギズモード]

(コンタケ)

 

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