2014年1月27日月曜日

Twitterで「泣いた」という声続出! 映画「アイドルマスター」に拍手

『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』が公開中です。
これはアニメの完全な続編です。
最低でもテレビアニメ版は見てから行って!
キャラの名前覚えた、程度では足りない。ゲームやっていたらベスト。
だってこの映画は、今まで育ててきた子達の成長を見る、でかいスケールの学芸会・学園祭だもの。

●育ち続ける『アイドルマスター』の階段的作品
アニメ版の最初はFランク(ゲームでまだデビューしていない状態)からのスタート。
劇場版はAからSランク(トップアイドル)から始まります。

そのため、アニメ版やゲーム版を知らない人からしたら、ピンとこないと思います。
なんでそこでそのセリフを言うのか、という心理が分かりづらい。
行動も、アイドルってプロなんじゃないの、みんな何やってるの?という疑問が、あえてわく構造。
ここを、765プロの今までを知らない北沢志保というキャラが代弁しています。

しかしテレビ版やゲーム版が好きな人からしたら、点数が付けられない。
なぜ彼女らが、個ではなく集団としての「選択」をするのか、知っていたらどうしてもね。補正かけるなという方が無理。
そこでそのセリフ言うよね!とうなずいてしまう。思い出ボム連発もいいところです。
挙動がアニメ版からいちいち成長しているため「雪歩こんなに成長して……!」「伊織こんなにいい女になって……!」と心に引っかかり、愛しくて仕方なくなる。
あのシーンが、あのカットが、と一つ一つ、まるで子供の成長をおさめたビデオを見ているような気持ちで噛み締めてしまう。

そもそも「アイドルマスター」というジャンルが特殊。ヒロインを「アイドルに育てる」プロデューサーである、という立ち位置の作品です。
Twitterでは「泣いた」という声がばんばん飛び交っていましたが、多分想像もしなかったところで泣いちゃった人、多いはず。
ぼくは前半の、雪歩が発した一言で耐え切れなくなりました。泣くシーンじゃないんだよ全然。

アーケード版から9年間アイマスを追いかけ続けてきた人は、胸にこみ上げるものがあるはずです。
『アイドルマスター』というコンテンツが成長し、ついに映画化されたこと自体が。
見届けてください。
これがゴールじゃなくて、階段の一つであることに気づくはずです。

●会話と表情が見どころです
今回最大のみどころはライブシーン……と言いたいところですが、ぼくは「それぞれの表情」だと言いたい。

0 comments:

コメントを投稿