2014年1月24日金曜日

速度は約10倍! 次世代携帯通信「4G」割り当てへ向けヒアリングが開始


次世代通信、もうすぐそこまで来ています。

2010年に国内でLTE通信サービスが開始された時にはその速さにびっくりしたものですが、いよいよその後継となる次世代通信規格「4G」における周波数帯の割り当てに向け、総務省によるヒアリングが開始しました!

ヒアリングに参加したのは、ドコモ・KDDI・ソフトバンク・イー・アクセス(イー・モバイル)の4社。この4社が限られた周波数帯の自社への割り当てを目指して競うことになります。

4Gでは3.4GHz~3.6GHz帯(3.5GHz帯)という周波数帯を利用し、その通信速度は現在の約10倍となる1Gbps超にも達する見通しです。サービスの開始時期は2016年前半の見込みとなっており、4G通信に対応したスマートフォンならこの超高速通信が利用できるようになります。つまり、残念ながらお手元のスマートフォンでは4G通信は利用できないってことです…。

また、この3.5GHz帯の利用は電波状況が逼迫している都市部で展開される見通しです。例えば渋谷や新宿、東京駅周辺エリアでは携帯電話の利用者があまりにも多すぎて、通信が困難な場合が時々あります。しかし、今後4Gによる通信サービスが展開されれば、このような状況が改善されるかもしれません。

スマートフォンの進化が止まらないように、通信技術や環境の整備も日進月歩で進んでいるようです。


Image by:pling/shutterstock
朝日新聞ITpro

塚本直樹

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