2013年12月29日日曜日

佐川電子が「パワードジャケット」の後継機を開発中!!

 アニメでも特撮でもなく、現実に搭乗型パワードスーツを制作してしまった……。7月の「パワードジャケットMK3」発表以来、その動向が注目されていた佐川電子ですが、このほど後継機にあたる「パワードジャケットMK4」を制作中という情報が入ったので、突撃取材を敢行してきました。

 この「MK4」は、「MK3」に比べて、全高が25センチメートル増しの65センチメートルになるうえ、膝関節のモーターアシストにより搭乗者プラス50キログラムの耐荷重を実現(50キログラムまでの物を保持可能)。

 モーター搭載分の重量は増したものの、基本フレーム15%減など構造の見直しにより軽量化を実現しています。筆者は「MK3」の実物も見たことがありますが、「MK4」のほうが機構としては洗練されつつも、力強そうな印象を受けました。

 佐川電子取締役CTO・町 浩輔氏にお願いして、制作中の「MK4」に搭乗してもらうと天井に手が届きそうです(氏の身長は177センチメートル)。また、このときはソフトウェアの調整中だったため、搭乗時は電源をオフにしていたものの、天井から吊した状態ではダイナミックに可動する様子が確認できました。

●某作品とのコラボのため鋭意制作中!

 しかし、またなんでこの師走に完成目指して制作しているんでしょうか? 実はこの「MK4」、某作品とのコラボレーションが決定していて、イベント出展を目指して年の瀬に鋭意制作中なんです。

 つまり、外装を身に着けて(コスプレして)、外装付き「MK4」の脚部に搭乗すると、某作品のメカが再現されるというしかけになっております。残念ながらコラボ作品名についてはまだ公表できないとのことですが、制作中の外装は細部まで再現されていました。「MK4」と外装の完成、そしてコラボに関する公式発表を楽しみに待ちたいと思います。

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