2013年11月26日火曜日

「iPhone5c」は本当に“廉価版”なのか? 実際に使ってみた

 今秋に同時発売された『iPhone5s』と比較され、"廉価版"といわれる『5c』。一時は「減産に踏み切った」というニュースも流れたが、使い勝手に機能性、デザインなど、実際にはどのような差があるのだろうか? もちろん、指紋認証センサーの有無にはじまり、64GBの用意も5cには、ない。さらに5sにはA7チップが搭載されているが、5cはA6チップで、動作速度に違いがあるという。しかし、5cはカラー展開も豊富で、なんといっても価格がお得! そこで、ORICON STYLEでは実際に5cを手に、その動作を検証していくと、意外(失礼?)に便利で驚いた。

【写真】並ぶと圧巻! 5c&公式ケース 全カラー

■目を引くだけじゃない! 操作しやすい「カラフルボディ」

 5c最大の特長は、豊富なカラーバリエーション。ホワイト・ピンク・イエロー・ブルー・グリーンの5色展開で、電話のキーパッドやフォルダの背景も色が統一されている。さらに何かと話題の公式ケースも6色発売されているため、好きな色を組み合わせて個性を出すことができる。

 ボディの外装はプラスチックだが、スチールフレームが入っているため、手に取ると"しっかり感"がある。厚さは8.97mmで、5sよりは大きいが、普段9.3mmの4sを使っている記者からすると持ちやすく、左手で持って親指で最右上をクリックするなど、画面の隅々にまで指が届き、片手操作に支障なし。重さも132gで、4sより8g軽量。ベッドで仰向けの状態でネットサーフィンをするのがとても楽だ。日中も、地図を見ながら目的地へ向かうときに重さを感じず、操作のしやすさを実感できた。

 112gの5sと比べると残念ながら20g重いのだが、実際は"大さじ2杯と小さじ2/3"。その差を"重い"と感じるかどうかは、ユーザー次第といったところだ。

■撮影画像は、とてもクリア "つながりやすさ"も問題なし

 スマートフォンで最重要視しておきたいのは"カメラ!"という人も多いのでは? この点では5cは5sに大きな差をつけられている。ピクセルサイズの違いに、スマホ史上初となる白色と琥珀色のLEDフラッシュライト「True Toneフラッシュ」の搭載。これは被写体に最も適した強度と色温度で撮影可能……ここまで読んで「色温度?」と首をかしげた人は、5の機能が搭載された5cでも、おそらく不満はないだろう。

 5cではLTEのバンド幅も広がっているため、すぐにネットにつながり、SNSでの画像の共有もスムーズ。

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