2013年10月30日水曜日

[データ] 「iPhone 5s/5c」発売1カ月後の満足度はauがトップ、ドコモが2位に

米Appleの最新スマートフォン「iPhone 5s」「同5c」発売1カ月時点での利用者の満足度を見ると、KDDI(au)版がトップとなり、NTTドコモ版がこれに次いだ。マーケティング会社のイードが調査結果を発表した。

2013年9月20日に発売した両モデルについて、10月11―17日の期間、600人を対象にアンケートを実施した。端末の性能や回線速度などについて「満足している」「やや満足している」という回答率から「やや不満」「大変不満」という回答率を差し引いて満足度指数を算出している。

iPhone 5sの総合的満足度は64.7ポイントでiPhone 5cの53ポイントを上回っている。iPhone 5sは「処理能力が高いこと」に対する評価が最も高く、次いで「全体的なスペックの高さ」についても支持がある。iPhone 5cは「カラーバリエーションの豊富さ」などが人気で、次いで「カジュアル感があること」を高評価する声が多い。

続いて両モデルを購入した人に、キャリア選びの決め手を尋ねたところ、「LTEの通信エリアの広さ」が38.0%で最も多く、「現在利用している携帯電話会社を変えたくないから」が35.2%でこれに次ぐ。

利用キャリアの満足度指数を見てみると、最も高かったのがauの40.3ポイントで、以下はドコモが36.9ポイント。ソフトバンクは33.5ポイントだった(グラフ参照)。

満足度指数を項目別に見ると、auで最も高かったのは「LTEのインターネットの速さ」で、続いて「LTEの通信エリアの広さ」「プラチナバンドLTEへの対応」「LTEの地方でのつながりやすさ」と上位はすべてLTE関連。また、これらLTE関連の満足度指数はauが3社の中で最も高かった。

またドコモは「店頭スタッフの対応・スキル」、ソフトバンクは「Wi-Fiサービス」の満足度指数がそれぞれ他社より高かった。

iPhone 5s、5cの購入にあたってキャリアを変更した人に満足度を聞くと、他社からドコモに変更した人では「キャリアとしての信頼性」、「キャリアの総合的な魅力」に対する評価が抜きんでて高かった。auに変更した人の満足度がこれに次いだ。

一方、ソフトバンクに変更した人の満足度は、au、ドコモに変更した人と比べると見劣りする結果となった。

(植木 皓=ニューズフロント)

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