2013年10月30日水曜日

「既成概念を変えるデバイスにワクワクしてほしい」――ASUSノートPC冬モデル発表会

 ASUSTeK Computerは10月29日、Windows/AndroidのデュアルOSを採用したノートPC「ASUS TransBook Trio」など2013年PC冬モデルのノートPC6機種を発表した。2013年11月2日より順次発売する。

・Windows/AndroidのデュアルOS搭載ノート「ASUS TransBook Trio」

 「ASUS TransBook Trio」は同社がCOMPUTEX TAIPEI 2013で発表したノートPCで、Windows 8とAndroid 4.2.2のデュアルOSを採用しており、ディスプレイ部を取り外してAndroidタブレットとしても使える。Trioという名前の通り、Windows 8のノートPC、Androidタブレット、そしてPCステーション部をディスプレイに接続してデスクトップPCのように使う3通りの用途に対応するのが特徴だ。

 11.6型ワイドの液晶ディスプレイは1920×1080ドット表示と10点マルチタッチに対応し、Atom Z2560(1.6GHz)と2Gバイトメモリ、16GバイトeMMCを内蔵する。OSはAndroid 4.2.2だ。PCステーション(キーボードドック)にはCore i7-4500U(1.8GHz/最大3GHz)と4Gバイトメモリ、500GバイトHDDを備え、64ビット版のWindows 8を導入した。

 AndroidとWindowsの切り替えキーを用意しており、ノートPC形態のときはどちらのOSも利用できるが、同社のデュアルOS搭載デスクトップ「TransAiO P1801」と異なり、タブレットの状態でWindowsデスクトップ環境を操作することはできない。その代わりにディスプレイとPCステーションを同一ネットワーク上に接続しているときに、お互いのストレージにアクセスできる機能「Trio Disk Share」を備える。

 バッテリーはディスプレイ部とPCステーション部それぞれに搭載しており、タブレット単体では約5時間、PCステーション単体(外部ディスプレイに出力時)では約5.6時間となり、PCステーションと合体時にAndroid OSを利用すれば、最大で13時間動作するという。

 インタフェースはディスプレイ側にMicro USBやmicroSDカードスロット(SDHC対応)、音声入出力、92万画素のインカメラ、500万画素のアウトカメラを、PCステーションにUSB 3.0を2基と音声入出力、Micro HDMI出力、Mini DisplayPort出力を備える。

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