2013年9月26日木曜日

iOS 7の視差効果やズーム効果で”iPhone酔い”を訴えるユーザーも、対策は?

Appleサポートのコミュニティで、iOS 7の視差効果やズームアニメーションによる"iPhone/iPad酔い"が議論になっている。

視差効果は、モーションセンサを使ってユーザーがデバイスを持つ向きに合わせて壁紙とアプリアイコンの表示をずらし、ホーム画面で奥行きを演出する。ズームアニメーションは、スリープ解除や、アプリを開いたり閉じたりする際に、アプリアイコンをホーム画面に並べたり、画面から消す演出に使われている。どちらも動きを利用して、ユーザーインターフェイスの階層を強調するユニークな効果であり、そのなめらかな動きと視覚効果を評価するユーザーは多い。しかし、中には受け付けないというユーザーもいる。Appleサポートのユーザーディスカッションにおいて、iOS 7がリリースされた日に「不快で頭痛がする」と訴えるユーザーが現れ、それから少しずつ同様の不快感を覚えるというユーザーが増え続けている。

視差効果は[設定]→[アクセシビリティ]で、[視差効果を減らす]をオンにすると動きが大幅に軽減される。問題はズームアニメーションで、対応するiOS 7デバイスを使っているとひんぱんに現れ、しかもユーザーが無効にすることはできない。OSアップデートで同機能をユーザーがコントロールする設定の追加を求める声が増えている。

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