2013年9月23日月曜日

「iOS 7」にまだ慣れない人のための“基本ワザ10選”

 アップルは新モバイルOS「iOS 7」のアップデートを2013年9月19日(日本時間)に開始した。iOS 7は「初代iPhoneを発売して以来の大規模アップデート」とティム・クックCEOが語るように、立体感のないフラットデザインを採用し、100以上の機能を追加するなど、見た目も中身も大きく変わっている。

 画面の下から上へスワイプすることで現れる「コントロールセンター」や、新しい写真・動画の共有機能「Air Drop」、マルチタスキングの拡張など、便利な新機能が多数搭載されている一方、iOS 6からの大きな変更には少なからず戸惑うことだろう。

 ここでは、iOS 7にアップデートしたユーザーが特に操作で迷いそうな10のポイントを厳選して取り上げる。

●(1)ホーム画面が見づらい → 文字を太くする/コントラストを上げる

 iOS 7は立体感のないフラットデザインを採用し、デバイスの傾きに応じて背景が少し動いて、アイコンが浮遊して見えるような仕掛け(視差効果)を組み込むなど、新感覚のユーザーインタフェースを提供している。

 しかし、「ホーム画面がiOS 6より見づらくなった」という声も聞く。これは立体感が省かれたことに加えて、アップル純正アプリのアイコンデザインが変更になり、従来より細いフォント(Helvetica Neue Ultra Light)を採用したことも原因として挙げられる。立体感のない新しいアイコンデザインには慣れるしかないが、フォントは次の方法で太く変更できる。

 ・「設定」アプリ起動→「一般」→「アクセシビリティ」→「文字を太くする」をオン(再起動が必要)

 また、ホーム画面下のDockが見づらい場合には、コントラストを上げることで視認性を高めることができる。

 ・「設定」アプリ起動→「一般」→「アクセシビリティ」→「コントラストを上げる」をオン

 この2つの設定を行うだけでも、ホーム画面の違和感が少なくなるだろう。ちなみにデバイスの傾きに応じて背景が動く「視差効果」についても、上記の「アクセシビリティ」メニューから「視差効果を減らす」に設定して抑制できる。

●(2)Spotlight検索が見つからない → ホーム画面を下へスワイプ

 iOS標準の検索機能「Spotlight」は、これまでホーム画面の1番左ページに用意され、右へスワイプすることで利用できたが、iOS 7では表示方法が変更になった。

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