2013年9月29日日曜日

本格的に走り始める前に知っておきたい! プロが教えるランニングの「7つの掟」

ランニングは、比較的簡単に始められる運動です。でも慣れてきたような気がしてきたあたりから、かえってケガをしやすくなったり、細かいことが面倒になって上達のチャンスを逃したりといった「壁」に突き当たりがちです。この記事では、ランニング・コーチのJason Fitzgeraldさんにより良いランナー・ライフを送るための秘訣を伝授してもらいましょう。

何にでも後から振り返ってからこそ、わかることがあります。私は13年近くランナーとしてレースに出場してきましたが、過去のトレーニングで「あそこを変えておけばよかった」と思う部分が山ほどあります。多くのミスを犯しました。ちょっとした判断ミスが、ケガや、レースでの大失敗を招きます。中には半年間、まったくランニングができなくなったこともありました。

私のケガの多くは、短気な性分や、「負傷とは無縁だ」という思い上がりから起きました。練習で走る距離を3~4キロほど減らすのを嫌がったり、筋トレをサボったり、といったことです。おおざっぱな性格がアダとなり、数々の負傷に悩まされました。アキレス腱の炎症、腰痛、腸脛靱帯炎(別名ランナー膝)、シンスプリント(すねの痛み)、大腿四頭筋の肉離れ――これらすべてを私は経験しています。

けれども、これは過去の話です。最近では小さなことにも気を抜かないよう、細心の注意を払うようになりました。効果はてきめんです。

何しろ、2009年以来大きなケガは1つもしていないのですから! この記事を書いている時点(2011年3月)で、2カ月以上の間、毎日休まずにランニングを続けています。2011年の累積走行距離は6000キロ近くに達する見込みですが、これは2010年の実績を20%上回る距離なのです。

最高のランナーになれるよう、皆さんには、私の過ちから学んでもらえればと思います。この記事に限って言えば、「私のやっていることではなく、言っていることに従え」という方が正しいはずです。では前置きはこのくらいにして、私がランニングを始めた時に知っておきたかった「7つの掟」を以下にご紹介しましょう。

1.長距離走で成果が出るまでには時間がかかる

それも、かなりの時間がかかります。オリンピック選手をはじめとしてさまざまランナーの指導実績があるランニング・コーチのGreg McMillan氏は、トップレベルの選手に対し、「可能性が花開き始めるまでには2~3年はかかる」と伝えているそうです。

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