2013年9月30日月曜日

ソフトバンクモバイル、2013年度冬春モデルを発表――「Hybrid 4G LTE」対応スマホが登場

 ソフトバンクモバイルが9月30日、2013年冬商戦と2014年春商戦向けの新機種と新サービスを発表した。ラインアップはAndroidスマートフォン4機種、フィーチャーフォン2機種、モバイルWi-Fiルーター1機種の構成だ。

 スマートフォンは、3辺狭額縁の5.2インチディスプレイやF1.9の16.3Mピクセルカメラを搭載する「AQUOS PHONE Xx 302SH」(シャープ製)、同じく3辺狭額縁設計で4.5インチIGZOディスプレイを搭載、幅63.2ミリを実現した「AQUOS PHONE Xx mini 303SH」(シャープ製)、10分の充電で1日、フル充電で3日使える急速充電に対応する「ARROWS A 301F」(富士通モバイルコミュニケーションズ製)、302SHと同スペックの高性能なDisney Mobile端末「DM016SH」をそろえた。302SH、301F、DM016SHはフルセグに対応。OSはいずれもAndroid 4.2を採用している。

 4機種とも従来のSoftBank 4G(AXGP)に加え、ソフトバンクの「iPhone 5s」や「iPhone 5c」と同じSoftBank 4G LTE(FDD-LTE)を利用できる「Hybrid 4G LTE」をサポートするのが大きな特徴だ。また、AXGPの通信速度は従来の下り最大76Mbpsから下り最大110Mbpsに向上している。AXGPとFDD-LTEの両方がカバーする場所にいる場合、AXGPの電波を優先的につかむ。なお、パケット通信の料金サービスについては、後日あらためて発表する予定。

 フィーチャーフォンは、1210万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載したハイスペックな「THE PREMIUM10 WATERPROOF 301SH」(シャープ製)、3.4インチのディスプレイに防水仕様を施した8色の「COLOR LIFE4 WATERPROOF 301P」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)を投入する。

 モバイルWi-Fiルーターは、下り最大110MbpsのSoftBank 4G、下り最大42MbpsのULTRA SPEEDと、イー・アクセスが提供する下り最大75MbpsのFDD-LTE、下り最大21MbpsのHSPA+に対応する「301HW」(Huawei製)を用意。名刺サイズのコンパクトなボディに、タッチパネル対応の2.4インチQVGAディスプレイを搭載した。

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